京都高台寺「箸や楓」

箸や楓が大切にしたい「よりそい箸」-「菱七宝」

よりそい箸とは

 

「よりそい箸」は、箸や楓が考案した2膳でひとつの絵柄を描く新感覚の夫婦箸セットです。

この特別なお箸を結婚祝いに「ハレ箸」として贈るのはいかがでしょうか。

箸や楓が提案する「ハレ箸」は、「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマスまで、いろいろな「晴れの日」があります。さらに誕生日、結婚記念日など、あなたやご家族の皆様にもそれぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓は、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があっても良いと考えています。

「ハレ箸」は、お二人の晴れの日にぴったりです。結婚記念日や誕生日、さらにはお子様の誕生日など、特別な日に使うことで、一生涯にわたってお使いいただけます。なぜなら、お箸は使用頻度に応じて消耗しますが、毎日使わなければ長持ちします。このような素敵な結婚祝い、贈ってみてはいかがでしょうか。

 

 

七宝柄について

七宝柄は、円形が連鎖しつながる美しい模様で、古くから日本の伝統的な紋様として知られています。そのデザインには「円満」や「調和」、「ご縁」という願いが込められ、物事が円滑に進み、人と人との関係が調和し続けることを象徴しています。

また、七宝柄には子孫繁栄や家族の繁栄といった意味も含まれ、連続する円形が永遠に続く様子から、子孫が代々続き、家が大きくなっていくことを表しているとされています。この紋様は有職文(ゆうそくもん)の一種で、「輪違い」とも呼ばれることがあり、「四方(しほう)」という言葉が転じて「七宝(しっぽう)」になったという由来もあります。

そのため、七宝柄は繁栄や調和、幸福を象徴する非常にポジティブな模様として、日本の工芸品や着物、家具などに広く使われています。

 

 

よりそい箸 「菱七宝」

 

「菱七宝」柄を使用したよりそい箸は、見た目の美しさだけでなく、その文様に込められた深い意味からも特別な存在です。菱七宝とは、仏教の「七宝」を象徴するもので、七つの貴重な宝物(たとえば金、銀、真珠など)を表現しています。その文様は、菱型が連鎖しつながり合うデザインであり、このつながりが「縁のつながり」を象徴しています。

「よりそい箸」に菱七宝のデザインが施されることで、単なる日常的な道具としての役割を超え、箸を使う人々の間に調和や縁が深まり、さらにその関係が無限に続いていくことを願う意図が込められていると言えます。また、子孫繁栄や家庭の発展も象徴し、家族や友人との食事の場において、箸がその場をより豊かで和やかなものにする役割を果たすでしょう。

特に「よりそい箸」は、寄り添うという意味があり、この箸を使うことで人々が互いに寄り添い、調和した関係を築くことを象徴しています。菱七宝の柄を持つよりそい箸は、縁起が良く、贈り物にも最適な品物と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りんどうについて

 

りんどうの花、漢字で竜胆(リュウタン)と表されます。これは、その根や根茎が古くから中国や日本で薬用として活用されてきたことに由来します。江戸時代には、蘭学の普及とともに、リンドウ科の多年草であるゲンチアナの根の粉末が胃薬として広く紹介されました。その後、入手が難しくなったことから漢方薬としてりんどうの根が利用されるようになりました。りんどうの根は、その苦味から竜の胆と称され、その後「リュウタン」から「リンドウ」という名前へ変化しました。りんどうの花は、日本の山や草原で頻繁に見られます。古くから家紋などにも使用され、日本の文化に深く根ざしています。開花期は夏の終わりに近づくころであり、秋の訪れを告げる象徴となっています。その美しい姿から、秋には鉢や切り花としても人気があり、敬老の日の贈り物としても好まれます。りんどうの花言葉には「勝利」「正義」「誠実」という意味が込められています。「勝利」の意味は、りんどうの根が古くから病気に対する治療薬として使われていたことに由来します。また、「あなたの悲しみに寄り添う」という花言葉もあります。これは、りんどうが孤立して咲くことからきており、人々の悲しみに寄り添う存在として表現されています。

 

 

よりそい箸 「竜胆」

 

人とのつながりを大切にする文化を持つ日本には、食事を通じて感情を深める機会が数多くあります。その中でも、特別な意味を持つ「よりそい箸」は、心温まる贈り物として喜ばれます。今回は、その中でも「りんどう」をテーマに取り上げてみます。

「よりそい箸」は、一対の箸が一つの絵柄となり、2人が同じ食事をする際に使用することで、感情を結ぶ特別なアイテムです。その中でも、りんどうの花をモチーフにしたよりそい箸は、心に響く花言葉と美しい姿から、贈り物として最適です。

紫リンドウの花言葉には、「自信に満ちている人」という意味が込められています。その美しい紫色は、自信と誇りを象徴し、食卓にも心にも彩りを与えます。一方、白いリンドウは「純潔」「誠実な人」という意味があり、その清らかな姿は食事の時間にもふさわしい気品を醸し出します。

 

 

関連情報

晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)

京都高台寺「箸や楓」

「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。

屋号 箸や楓
住所 〒605-0826
京都府京都市東山区桝屋町362番地12
営業時間 11:00~17:00
定休日 木曜日
代表者名 橋本 良介
E-mail info@hasiyakaede.com

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