京都高台寺「箸や楓」

2階を特別室に改装

壁面ディスプレー

 

10月11日開業予定で、内装工事、展示什器・商談スペース・照明等仕上がってきましたが、階段から上がってきた壁に何か京都らしいディスプレーと考えていましたが、色々と資料をみて組子細工が浮かび、これだと思い描いたディスプレーが完成しました。

協力して頂いたのは、野菜と北欧アンティークの器とレストランのお店「搭の下」のご主人です。「食べたもので体が作られる」という信念で、農業の経験を通して、食材の持つ底力を実感し、美味しく食べる為の様々な工夫で、調味料を減らせることなど、食後に満足感の得られるシンプルで体が喜ぶメニューの創案に努めておられます。八坂の塔の西の夢見坂に店舗があります。

こだわりの方とタッグを組んで作った「壁面組子細工」です。基本設計は私がしたのですが、出来上がった組子細工は、打合せの都度変化して、やっとできました。取付には奥様も来られ楽しい時間をもてました。

 

 

 

 

この空間で何をしたいか

 

京塗り・京蒔絵装飾技法で洗練された美意識のある高付加価値新商品の展示コーナです。このコーナで「KAEDE」High Brandを立ち上げます。「KAEDE」High Brandとは、お箸の最上級商品に位置付けるハイブランドです。通常店内で販売しているお箸とは、まったく別次元であり、手間暇を惜しまず、本物を目指した「KAEDE」High Brandを展開したいのです。

 

「振り向いてコケコッコウ」箸

若冲が描く鶏はただの家畜ではなく、力強く華やかに描かれています。

鶏が振り向き鳴く姿です。ちょっと声を掛けたら振り向いて「コケコッコウ」ですかね。

 

 

ここでお伝えしたいこと

 

京漆器・京蒔絵とも呼ばれる装飾技法で、洗練された美意識のあるお箸の制作です。箸や楓は、箸の木地に漆を塗り、その上に蒔絵や漆絵、螺鈿等の加飾を施したお箸の制作をします。伝統的な加飾によって装飾を加えていきます。「蒔絵」とは、漆で絵を描いた後に金粉や銀粉で仕上げていく手法で、「平蒔絵」、「高蒔絵」、「研出し蒔絵」の3種類に細分化されます。「螺鈿」は、夜光貝などの美しい光沢をもつ貝を漆の表面に付着させ、デザインする技法です。箸や楓はお箸をとおして京漆・京蒔絵をお伝えしたい。そして、ハレの文化をお伝えしたいです。

 

 

ハレ箸の提案

 

「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマスまで、いろいろな「晴れの日」があります。さらに誕生日、結婚記念日など、あなたやご家族の皆様にもそれぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使うハレ箸があってもよいのではということです。

 

「なんたってめでたい 紅白」夫婦箸

関連情報

晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)

京都高台寺「箸や楓」

「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。

屋号 箸や楓
住所 〒605-0826
京都府京都市東山区桝屋町362番地12
営業時間 11:00~17:00
定休日 木曜日
代表者名 橋本 良介
E-mail info@hasiyakaede.com

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080-2471-7250

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