皐月の献立(春と夏の食材が織りなす季節の味わい)
春と夏の食材が織りなす季節の味わい
春の食材の名残と、夏の食材の走りがちょうど重なる5月。この季節の移ろいを感じながら、先週末には沖縄の梅雨入りの報せがありました。関西地方も6月6日頃に梅雨入りが予想されていますが、お店にいらっしゃるお客様の服装も軽装に変わってきています。日中は汗ばむような日もあり、快適に過ごしていただくために空調を効かせる日も増えてきました。暦の上では5月は夏の始まり。京都でも既に夏の訪れを感じる日々が続いています。先日、東京を訪れましたが、暑さが増してきており、Tシャツの上に一枚羽織っていた服も汗ばんで脱ぎました。季節の変わり目を肌で感じる日々です。
皐月の美味しいおもてなし
皐月(5月)は、春の食材の名残りと、夏の食材の走りがちょうど重なる特別な時期です。本日は、およばれで大好きな会席料理を頂く機会がありました。その内容を少しご紹介いたします。
まずは、初夏の訪れを感じさせる前菜からスタートしました。ジャガイモのムースに花穂紫蘇を添えた一品と、アワビのゼリー寄せ。春の名残と初夏の爽やかさが絶妙に調和した逸品です。続いては、鱧の椀盛です。鱧は初夏を象徴する食材の一つで、上品な味わいが季節を感じさせてくれます。
5月の食卓は、四季の移ろいを感じることができる特別なものです。春の名残を楽しみつつ、夏の走りの食材を堪能する贅沢なひととき。季節の移り変わりを感じながら、心豊かに過ごせることを願っています。
関連情報
晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)
「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。
屋号 | 箸や楓 |
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住所 |
〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町362番地12 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 木曜日 |
代表者名 | 橋本 良介 |
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