東京の蕎麦は量が少ない理由
浅草のそば店に入って、びっくりあまりにも量が少ない。
蕎麦屋をやっている友人に聞くと、「そばは三つ箸半」という言葉があり、つまり箸で3回半つまんで食べるぐらいの量がちょうどよい量という意味との事らしいです。当然、腹は満たされる訳がありません。江戸っ子にとって蕎麦は、江戸っ子の粋を示す料理という事らしいです。例えば、江戸っ子の蕎麦の食べ方は、汁には三分の一つけ、食べるのではなく飲み込む・咽喉で味わう。或いは、三つ箸半で食べるという事が言われているとの事。そして量に関しては、おなかを膨らしたいならご飯を食べてくださいと、そして蕎麦は粋な食べ物」と言われました。しかし、全てのお店で蕎麦の量は少ないという事ではないとの事です。安心しました。
友人の蕎麦屋の掛けそば
蕎麦前とは
蕎麦を頂く前に、日本酒とともにそば店の定番のおつまみを楽しむ事を「蕎麦前」と言います。そばが運ばれて来る前に、日本酒とともにそば店定番のおつまみを楽しむ。それが「蕎麦前」です。基本の料理は焼き味噌、出汁巻き玉子、鴨焼きなど、そばに使う具材を一品料理にしたものが並びます。さっぱりしたものから味の濃いものへと食べ進めるのが通の食べ方。一緒に飲む日本酒は純米酒がおすすめです。夏場は冷酒、冬場なら熱燗で季節に合った飲み方をするのもいいですね。
〆にお洒落にトマト蕎麦
関連情報
晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)
「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。
屋号 | 箸や楓 |
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住所 |
〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町362番地12 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 木曜日 |
代表者名 | 橋本 良介 |
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