毎日使わないお箸のすすめ
一般的なお箸に関する考え方
毎日使うお箸だからこそ、こだわりを持って選びたいと考える方が多いと思います。つい適当なもので済ませてしまうこともあるかもしれませんが、お箸一つで食事の楽しさや食べ物の印象が大きく変わります。割り箸では手が痛くなったり、口に当たる感触がザラザラして気になることがあります。しかし、良いお箸は使いやすさだけでなく、料理の美味しさを引き立てる役割も果たします。お箸選びは、料理をより美味しく感じるための重要なポイントなのです。
お箸の選び1-2-3(ワン・ツー・スリー)の法則
お箸を選ぶ際のポイントは以下の3つです。まず持ちやすさ-持ち手部分が四角形だと手の力を伝えやすく、細かなコントロールがしやすいです。一方、丸形は手に馴染みやすく、長時間使っても疲れにくいです。ここで重要なことは違和感のない形状を選ぶことです。次に掴みやすさと口あたり-箸先の形状に注意してください。先端が丸い形状は口当たりが良いですが、つるつるした食べ物が滑りやすいです。反面、四角・五角形の先端は麺類や豆腐などを掴みやすく、先端が細いほど魚の骨など細かいものが掴みやすくなります。舌や唇に触れる先端は、角がなく丸いものほど口当たりが良いです。先端が細く仕上げられたものは、口から離すときに唇に抵抗を感じることなくスッと抜けていき、料理を邪魔せず快適です。最後に素材とデザイン-使われている木材によって木目の印象が変わります。例えば、木目が目立たず密で硬質な印象、欅(けやき)は力強い木目で和の印象があります。そして、お箸の絵柄やデザインも大事です。例えば食卓が映えるものを選ぶことで、食事がより楽しくなります。また、好きな絵柄デザインから選ぶことも楽しみの一つです。
お箸の選び方は、1-持ち手、2-箸先、3-絵柄・デザインの順に、1-2-3(ワン・ツー・スリー)の法則で探してみてください。きっと貴方が求めているお箸が見つかるはずです。
さらに食を楽しみたい方へのお箸の選び方
まず、持ち手は自分に合った形状のお箸を知ることが大切です。次に箸先については、料理に合った箸先を選ぶことを提案します。繊細な料理(刺身等)用と野趣な料理(肉やラーメン等)用では箸先の形状が異なるべきです。例えば、ラーメンを細い竹箸でいただくよりも、太めの滑りにくい箸でいただいた方が美味しく感じるでしょう。よくいただく料理に合った箸先のお箸を数種類持つことをおすすめします。箸の先端(喰い先)3cmの仕上げが食事の挟みやすさや口触りに大きく影響します。喰い先が丸型のものは口触りが滑らかですが、麺類などが挟みにくいです。繊細な料理には箸先の細い丸型のものが口触りが良く、美味しくいただけます。料理に合った数種類のお箸を持つことで、食事の楽しみが増えるでしょう。
お箸のデザインや絵柄も食卓を華やかにします。料理によってお皿を変えるように、お箸も意識して選んでみてはいかがでしょうか。これらのポイントを押さえることで、食事がさらに楽しくなるはずです。
関連情報
晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)
「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。
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