京都高台寺「箸や楓」

りんどうの漢字「竜胆」の由来は薬用植物として飲まれていたことから

りんどうについて

 

りんどうの花、漢字で竜胆(リュウタン)と表されます。これは、その根や根茎が古くから中国や日本で薬用として活用されてきたことに由来します。江戸時代には、蘭学の普及とともに、リンドウ科の多年草であるゲンチアナの根の粉末が胃薬として広く紹介されました。その後、入手が難しくなったことから漢方薬としてりんどうの根が利用されるようになりました。りんどうの根は、その苦味から竜の胆と称され、その後「リュウタン」から「リンドウ」という名前へ変化しました。りんどうの花は、日本の山や草原で頻繁に見られます。古くから家紋などにも使用され、日本の文化に深く根ざしています。開花期は夏の終わりに近づくころであり、秋の訪れを告げる象徴となっています。その美しい姿から、秋には鉢や切り花としても人気があり、敬老の日の贈り物としても好まれます。りんどうの花言葉には「勝利」「正義」「誠実」という意味が込められています。「勝利」の意味は、りんどうの根が古くから病気に対する治療薬として使われていたことに由来します。また、「あなたの悲しみに寄り添う」という花言葉もあります。これは、りんどうが孤立して咲くことからきており、人々の悲しみに寄り添う存在として表現されています。

 

 

よりそい箸 「 竜胆 」

 

人とのつながりを大切にする文化を持つ日本には、食事を通じて感情を深める機会が数多くあります。その中でも、特別な意味を持つ「よりそい箸」は、心温まる贈り物として喜ばれます。今回は、その中でも「りんどう」をテーマに取り上げてみます。

「よりそい箸」は、一対の箸が一つの絵柄となり、2人が同じ食事をする際に使用することで、感情を結ぶ特別なアイテムです。その中でも、りんどうの花をモチーフにしたよりそい箸は、心に響く花言葉と美しい姿から、贈り物として最適です。

紫リンドウの花言葉には、「自信に満ちている人」という意味が込められています。その美しい紫色は、自信と誇りを象徴し、食卓にも心にも彩りを与えます。一方、白いリンドウは「純潔」「誠実な人」という意味があり、その清らかな姿は食事の時間にもふさわしい気品を醸し出します。

 

 

関連情報

晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)

京都高台寺「箸や楓」

「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。

屋号 箸や楓
住所 〒605-0826
京都府京都市東山区桝屋町362番地12
営業時間 11:00~17:00
定休日 木曜日
代表者名 橋本 良介
E-mail info@hasiyakaede.com

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080-2471-7250

営業時間 / 11:00~17:00
定休日 / 木曜日