久しぶりの「ぎおん福寿」さんで、秋の味覚を楽しむ
祇園の「ぎおん福寿」さんへ伺い、季節の会席料理をいただきました。
いつ訪れても、旬の食材を生かした丁寧なお料理と、ほっと心が和む雰囲気が魅力のお店です。
今回も、彩り豊かな前菜から始まり、秋の味覚を感じさせる土瓶蒸し、香ばしく焼き上げられた鮎、季節の野菜を取り入れた煮物など、一品一品に料理人の工夫が感じられるお料理が続きました。なかでも特に印象に残ったのが、お刺身のいただき方です。ぐじのお刺身に添えられていたのは、ポン酢をジュレ状に固めたもの。淡白で上品なぐじの旨味に、ポン酢の爽やかな酸味がほどよく重なり、いつものお刺身とはひと味違った美味しさでした。醤油につけていただくのではなく、ジュレと一緒に味わうことで、魚本来の繊細な味が引き立ちます。こうしたちょっとした工夫が、和食の面白さでもあります。そして、もう一品、心に残ったのが鱧とからすみの組み合わせです。ふんわりとした鱧の淡白な味わいに、からすみの凝縮された旨味と塩気が加わり、実に見事な取り合わせ。鱧の新しい楽しみ方を教えていただいたような気がしました。
さらに、雲丹を添えた一品や、松茸を使ったご飯など、季節の恵みを存分に楽しませていただきました。
お料理の美味しさはもちろんですが、それぞれの料理に合わせた器の選び方や盛り付けにも、さりげない心配りが感じられます。華やかさだけを追い求めるのではなく、素材の持ち味を大切にしながら、少しの工夫で新しい美味しさを生み出す。そんな日本料理の奥深さを改めて感じたひとときでした。年齢を重ねるにつれ、たくさん食べることよりも、一品一品をゆっくり味わい、季節を感じながら食事を楽しむことが、何よりの贅沢に思えてきます。











今回も美味しいお料理と心地よい時間を楽しませていただきました。
やっぱり、ほっとできるお店はいいものですね。
ごちそうさまでした。
関連情報
晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)
「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。
| 屋号 | 箸や楓 |
|---|---|
| 住所 |
〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町362番地12 |
| 営業時間 | 11:00~17:00 |
| 定休日 | 木曜日 |
| 代表者名 | 橋本 良介 |
| info@hasiyakaede.com |