京都高台寺「箸や楓」

洋食と和食 で和食と日本料理の違い 

「洋食」とは

 

写真は、ご近所の「洋食みしな」さんで頂いたフライ定食。盛り付けがきれいで、美味しいです。

 

 

 

 

ところで、なんとなく「洋食」とは西洋料理のことだと思うのですが、欧米諸国の食文化をそのまま受け入れたわけではなく、日本人の口に合うようにアレンジした料理が洋食と呼ばれているようです。そうして生まれた日本的な洋食の代表が、ポークカツレツ、カレーライス、コロッケ、カキフライ、エビフライ、オムライス、うどん、そば、ラーメン等です。

 

 

「和食」とは

 

「和食」とは、「洋食」という語と対になって生まれた言葉のようです。明治時代の 開国により、外国から入ってきた食べ物に西洋の「洋」をつけて洋食と呼んだことに対して、従来の日本の食を「和」の食と呼んだことがはじまりらしいです。代表例は、寿司、天ぷら・すき焼き・ しゃぶしゃぶ・みそ汁・うどん・そば・うなぎ等が挙げられます。そして外食する際、各々の専門店があります。 では、「和食」とは、日本風の食事という意味で、洋食や中華料理などに対する料理のジャンルのことで、日本国内でよく食べられている食事です。内容に明確な定義は無いと思いますが、通常は米が主食で、それに汁、おかずを組み合わせるパターンです。もっとも基本的な食膳の形は、ご飯と漬物に3種のおかずと汁1種を添えた、「一汁三菜」があげられます。なんとなく家庭でいただいている和食と外食でいただいている和食なんですが、では「日本料理」は「和食」のジャンルに入っているのか、或いは別名なんでしょうか?

 

 

「日本料理」とは

 

日本料理の代表的料理は下記の4種類が挙げられています。

1-本膳料理

本膳料理とは、日本料理の原型で、室町時代に武家がお客さんをもてなすために作られていたお料理で、一つ一つの膳にお料理を乗せて出す形式が特徴です。本膳料理は明治以降に廃れていきました。

2-会席料理

お酒を楽しむための華やかな食事として栄えて、現在の日本料理の主流です。

3-懐石料理

千利休が茶道を開き、侘び寂びを尊重したお茶を楽しむ為の食事です。

4-精進料理

魚や四つ足(牛・豚等4本足の動物の肉)を避け、野菜を中心とした料理。

精進料理といえば一般的には、仏事、法要のときだけ食べるもののように思われていますが、そればかりではなく、健康の上でも、また美容上でも見直されています。

 

他にも割烹料理とか普茶料理、皿鉢料理とかが挙げられますが、全て「日本料理」です。他にも色々とありそうですが、なんとなく共通しているのは「ハレの料理」という事です。

関連情報

晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)

京都高台寺「箸や楓」

「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。

屋号 箸や楓
住所 〒605-0826
京都府京都市東山区桝屋町362番地12
営業時間 11:00~17:00
定休日 木曜日
代表者名 橋本 良介
E-mail info@hasiyakaede.com

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