京都観光地で見かける狐の面は何故増えたか
伏見稲荷大社の狐の面
狐の面の大半は、「白狐」のお面と言われています。
その理由は、伏見稲荷大社の神様の使いであるお狐様が「白狐」だからです。
白い獣は、神の使いとしての伝承があり、時おり、人に化けて子供を産むと云われています。陰陽師・阿部晴明の母親は白狐だという伝承も残されているとの事です。
伏見稲荷大社の狐のご利益
お狐様が稲荷大神の神使になった理由は、「穀物の大敵のネズミを捕食し稲を守る」という意味から来ています。つまり、最大のご利益は「五穀豊穣」となります。しかし最近では「商売繁盛」や「家内安全」などご利益があると言われ、多くの万人にご利益が持たされていると言われています。
五穀豊穣の神様の使いと親しまれてきた「狐のお面」は伏見稲荷の参道で販売されていますが、伏見稲荷大社の名物としては、「狐せんべい」の方に軍配があがるように思えます。煎餅にした「きつねせんべい」は、参拝客にとって参拝の記念品、お土産として親しまれてきました。
京都の観光地で、狐の面が多い理由
数年前から京都の観光地でも、狐の面を頭につけて歩く人の姿をよく見かけるようになりました。そして、最近では着物姿で狐の面を頭にのせ、清水を中心とした東山界隈、嵐山界隈等の京都観光地で、散策をしている人が増えてきました。また、狐の面を販売しているお店もいつのまにか増えてきています。狐の面が多い理由の一つに、「鬼滅の刃」の影響から、狐の面がブームになっていると思えます。
空前の狐面ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』に出てくる狐の面のシーン
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晴れの日のハレ箸 - 箸や楓 (hasiyakaede)
「衣服に晴れ着があるように、お箸にも晴れの日に使う晴れ箸」があってもと考えています。日本には、お正月にはじまりクリスマス、その他にも誕生日、結婚記念日など、それぞれの晴れの日が考えられます。箸や楓の思いは、普段着と晴れ着があるように、箸にも普段使いの箸とそんな晴れの日に使う「ハレ箸」があってもよいのではということです。
屋号 | 箸や楓 |
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〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町362番地12 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
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